RSS

技能検定[シーケンス制御]実技試験 Q&A

みなさまから寄せられた質問にお答えいたします

Q10.
実技試験過去問題の出題傾向を教えてください?

A10.
下記の回路や項目が出題されています

■シーケンス制御作業3級

  • 自己保持回路
  • 自己保持を解除する方法
  • コンベヤ駆動回路&往復回路
  • フリッカ回路
■シーケンス制御作業2級
 上記3級の回路のほか、
  • データを転送する(MOV・MOVP)
  • 7セグメント表示器(DPL)に表示する(BCD変換)
  • 数値の大小の判定を行い、結果に対応した出力リレーを制御する(CMP・< ・= ・> )
  • 7セグメント表示器(DPL)の値を、+1または、-1 する(INC・DEC・ADD・SUB)
■シーケンス制御1級
 上記3級及び2級の回路のほか、
  • ディジタルスイッチ(DSW)で設定した数値を取り込む(BIN変換)
  • リミットスイッチ(LS)で検出した品番を取り込む(BIN変換)

Q9.
実技試験で注意すべきことは何ですか?

A9.
初受験者にとって課題を解く上で覚えておくべき重要なことがあります
それは
“二重出力に注意する”ことです

一般に、課題2〜4(近年は、課題2〜3です)は関連した(継続した)問題が出題されます
受験者は課題2が出来たら次に課題3へ、課題3が完了すれば課題4へと順番に解答ラダー図を作成していきますが、
課題4が完了しても、“できた!”と思うのは早計です
この段階で、再度、課題2の動作確認をしてみると、さっきは正しく動作したのに、今度は動作しないということがあります
課題3の動作も同様です

なぜ、こんなことが起こるのでしょうか?
さきほど、課題2〜4は関連した(継続した)問題が出題されると書きましたが、これは何を意味するかと言えば、
課題3は課題2の機能を保持したままラダー図を作成する必要があり、課題4は課題3の機能を保持したままラダー図を作成しなければならないことを意味します

つまり、ラダー図の同じ母線上に課題2も、課題3も、課題4も作成する必要があるのです

従って、課題2で使用した出力(例えばY0など)を課題3や課題4にも使用するという“二重出力”のミスを起こしていると、課題4は正しく動作したが、課題2と課題3は動作しなかった、ということになります

おわかりですか?
文字だけでの表現ではなかなか理解しにくい面もあると思いますが、初受験者はともすればこの“二重出力”ミスを
起こしやすく、かくゆう私もそうでした


Q8.
実技試験の採点のポイントは?

A8.
4課題(近年は、3課題となっています)の内、課題1はI/O割付表に基づいての配線ですので、当然ながら、
この課題はI/O割付表と適合した配線になっているかを、試験官がチェックします
(課題1の配線が間違っていれば、このI/O割付に基づいて出題される課題2〜4もできないことになります)
課題2〜4(全部で3課題の場合は、課題2〜3)は、指示された仕様に基づいてシーケンス設計を行い、PLCにプログラムを入力して、仕様通りに動作するかどうかをチェックします

この3課題(又は2課題)では、ラダー図やプログラムリストはチェックされません
採点のポイントは
“仕様通りに動作するかどうか”です
もちろん、仕様通りに動作しないのであれば、0点です
言うなれば、下手なプログラムであっても、仕様通りに動作すればOKということです


Q7.
実技試験の合格点は?

A7.
合格基準は、100点を満点で、実技試験(ペーパーテスト含む)は60点以上です。3級にはペーパーテストがありません


Q6.
実技試験に過去問題資料等の持ち込みはできますか?

A6.
問題に関する資料の持ち込みはできません。
たとえ、それらをノートパソコン等のプログラミングツールに入れておいても、試験会場にて消去されます
また、試験中に使用したメモ用紙は返却します。さらに、PLC本体及びプログラミングツールのプログラムも
全部消去します
なお、PLCやプログラミングツールの操作マニュアルは持ち込み可能です


Q5.
試験会場に用意されているものは何ですか?また、持ち込むことができるのは何ですか?

A5.
◎試験会場に用意されているもの 

  • 試験用盤
  • ビニル絶縁テープ
  • メモ用紙
◎持参するもの
  • プログラマブルコントローラ(PLC):DC24V、入力16点以上、出力14点以上
  • ノートパソコン(PLCプログラミングソフトインストール済みのもの) 
  • PLC用接続ケーブル電線(0.3〜1.25㎟、Y形圧着端子付き、ネジ寸法3.5mm、長さ80cm〜1m程度)40本程度
        ※電線はPLC側に事前に配線しておいても可
         (2009年度より、PLC側への事前配線は禁止になりました)
  • 筆記用具一式

Q4.
検定試験の試験盤と検定対策盤の違いは?

A4.
検定対策盤は、試験盤と同種類の部品を使用しており、部品の配置も同じです。

Q3.
検定対策盤に実技試験の過去問題は付属していますか?

A3.
3級・2級・1級の過去問題を付属しています。

Q2.
検定対策盤は、どのメーカーのPLCでも使用可能ですか?

A2.
試験盤と同様に、どのメーカーのPLCでも対応しています


Q1.
実技試験対策の練習に必要な機材は?

A1.
必要機材として、下記の6点です

  • プログラマブルコントローラ(PLC):DC24V、入力16点以上、出力14点以上
  • プログラミングツール(ハンデイ用のプログラミングパネルは実務的ではありません。
    ノートパソコンが一般的です)
  • PLC−ノートパソコンの接続ケーブル
  • PLC用プログラミングソフト(三菱製ではGX DeveloperやGX Works2、オムロンではCX-One)
  • Y端子配線ケーブル 40本程度
  • 技能検定【シーケンス制御作業】 検定対策盤

お問い合わせはこちらに

技能検定試験情報

ここでは、主として3級と2級の受験情報を記します。

技能検定とは

 技能検定は、働く人の技能を一定の基準によって検定し、国として技能の高さを証明する制度で、そのことにより、働く人の技能習得意欲を増進させ、経済的・社会的地位の向上を図るとともに、国家の産業発展に寄与することを目的としています。

◎技能検定の等級
  • 特級・・・・・・・・・・・・・管理者または監督者が通常有すべき技能の程度
  • 1級及び単一等級・・・上級技能者が通常有すべき技能の程度
  • 2級・・・・・・・・・・・・・・中級技能者が通常有すべき技能の程度
  • 3級・・・・・・・・・・・・・・初級技能者が通常有すべき技能の程度


    ●試験概要

      検定職種ごとに実技試験と学科試験が行われます。

      学科試験の概要は以下の通りです

       学科試験の概要

      実技試験は、原則として試験の約1か月前にその課題が公表されます。(機械系保全作業除く)

    ・機械保全(機械系保全作業)

      実技試験は一般的な作業試験でなく、実際的な判断技術を試験する要素試験となります。   

      (試験時間  2級・1級:1時間20分、 3級:1時間10分)

    ・機械保全(電気系保全作業):

      実技試験は次の作業試験を行います。 

     2級及び1級【試験時間 課題1&課題2: 合計 50分(打切り60分)、課題3: 30分(打切り50分)】
       課題1 プログラマブルコントローラ(PC)による回路組立て作業  

            試験用盤と持参したプログラマブルコントローラを用いて、入力3点及び出力3点(1級では、出力4点)の

            配線をして、提出されたタイムチャートのラダー図を作成し、プログラムを入力する。

            その出力がタイムチャートどおりに動作すればOK。

       課題2 プログラマブルコントローラによる仕様変更作業

            課題1で作成したラダー回路を基にして、提出された仕様変更によりプログラムの追加変更を行う。

       課題3 リレー&タイマの点検、有接点シーケンス回路の点検及び修復作業

            リレー及びタイマの点検を行う。また、あらかじめ配線された有接点シーケンス回路を点検し、

            不良箇所の修復を行う。2級はラダー図に基づいて、1級はタイムチャートに基づいて修復作業を行う。

     3級【試験時間 課題1&課題2: 合計 50分(打切り60分)、課題3: 30分(打切り50分)】

       課題1 有接点シーケンスによる回路組立作業               

            指示された仕様に基づき、試験用盤を用いて、入力2点及び出力2点の配線作業を行い、
            回路を完成させた後、作動させる。

       課題2 有接点シーケンスによる仕様変更作業

            指示された有接点シーケンス回路の仕様変更を行う。

       課題3 リレー・タイマの点検、有接点シーケンス回路の点検及び修復作業

            与えられたリレー及びタイマを回路計(テスタ)及び試験用盤を用いて点検し、解答用紙に記入した後、
            有接点シーケンス回路を点検修復する。

    ・電気機器組立て(シーケンス制御作業)

      実技試験は作業試験ペーパーテストがあります。

     作業試験は、指示された仕様に基づいて配線作業を行い、回路を完成させた後、プログラマブルコントローラ(PLC)
     にプログラムを入力し作動させる。 

      (標準試験時間  3級:1時間35分(1時間55分)、2級:2時間(2時間20分)、1級:2時間10分(2時間30分))
       ※(   )内の時間は打ち切り時間です

     ペーパーテスト(3級はありません)は、フローチャート、タイムチャート、プログラミング、プログラマブルコントローラ
     (PLC)を用いたシステム設計に関することについて行う。

      (試験時間 2級及び1級とも1時間)


    ●合格ライン

      合格基準は、100点を満点で、原則として、実技試験は60点以上、学科試験は65点以上となります。


    ●合格すると 技能士バッジ

    • 1級は厚生労働大臣名で、2級と3級は都道府県知事名の合格証書が交付されます。
    • 「技能士」と称することができます。
    • 技能士章(バッジ)が交付されます。



    ●試験日程(平成23年度)

      技能検定試験は、一部の職種を除いて、前期職種(機械保全機械系&電気系各3級)と後期職種(機械保全
      機械系&電気系各2級及び1級、シーケンス制御作業3級・2級・1級)に区分して実施されます。

       2011年度技能検定試験日程表

    ●受検資格

      実務経験年数表

    原則として検定職種に関する実務経験が必要です。
    必要とされる実務経験の年数は左記のとおりですが、職業訓練歴、学歴等により短縮されます。

    例えば、2級は工業高校及び各種学校や専修学校の受検職種に関する学科の卒業生であれば、実務経験は不要です。

    また、3級は工業高校・農業高校・技術専門校・各種学校・専修学校等  の在校生であっても、検定職種に関する学科に在籍していれば、1年生から受験できます。

      さらに、3級技能検定に合格すれば、在学中でも2級の受験資格ができます。

    ●受検料

      ・実技試験(作業試験、ペーパー試験) 料 : 16,500円 (3級受検の学生は減額あり)

      ・学科試験料 : 3,100円

    ●受検申込み先 

      受検の申込み先は、各都道府県職業能力開発協会です。

        中央職業能力開発協会 :http://www.javada.or.jp/

    お問い合わせはこちらに