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●技能検定[シーケンス制御作業]実技試験 Q&A

みなさまから寄せられた質問にお答えいたします

Q13.
I/O割付についてですが、出題されたI/O割付表のビット位置の番号が “8”の場合、FXシーケンサではX8端子がないので他の端子を使用してもいいのでしょうか?

A13.

8ビットシーケンサ(FXシリーズ)を使用する場合、ビット位置が“8”であればX8」端子は存在しませんので、「X10」とか「X11」など「X8」になるべく近い空き端子に接続しますが、「品番検出」の課題の場合や、H25年度2級課題の「パレット番号」の課題などの LS3〜LS5のリミットスイッチを使用する場合のI/O割付には下記の注意が必要です

例えば、H25年度2級課題でパレット番号を求める場合の命令語に 仮に【BIN K1X002 D1】を使用したとすれば、K1は4bitですから、X2(LS3)・X3(LS4)・X4(LS5)・X5 までの情報を取り入れることになります。

ここで、“X5”の割付がキーポイントでパレット番号を求める瞬間では、“X5”は“OFF”の情報であることが必要で、“OFF”の端子に割り付けるようにします

Q12.
学習でつまづいた時のフォローみたいなものはあるのでしょうか?

A12.
こちらからフォローすることはあまりありませんが、ご質問はいつでもウエルカムです

Q11.
シーケンスの学習と資格の取得のために検定盤に興味がありますが、どのような学習をするのでしょうか?

A11.
一言で言えば、色々な課題のシーケンスラダープログラムの習得です
シーケンス制御は、ある入力の時に、きめられた出力がでるようにプログラムします

例えば、「押しボタンスイッチAとBを同時に押したときに、ランプCが点灯する」という場合に(プレス機械の安全回路として使用される両手押しボタン動作)、スイッチAだけ押してもランプCが点灯するプログラムではダメなのです
スイッチAとBの両方同時に押されたときだけ、ランプCが点灯するプログラムを作成する知識が必要となります

このプログラムを作成する段階で、ラダープログラミングソフト(例えば、GX Works2など)でプログラムするわけですが、
プログラムを作成しただけでは、プログラムが正しいかどうか分かりません
プログラムが正しいかどうかの動作確認をするために、実物の機器(検定対策盤)とシーケンサ(PLC)が必要となります

自分ではプログラムが正しいと思っても、単純なプログラムミスやセンサーのタイミング・チャタリング・二重出力の問題などがあって、課題通りに動作しないことが多々あります

このようなことから、シーケンス制御はトライ&エラーを繰り返しながら上達するとよく言われます


Q10.
実技試験過去問題の出題傾向を教えてください?

A10.
下記の回路や項目が出題されています

■シーケンス制御作業3級

  • 自己保持回路
  • 自己保持を解除する方法
  • コンベヤ駆動回路&往復回路
  • フリッカ回路
■シーケンス制御作業2級
 上記3級の回路のほか、
  • データを転送する(MOV・MOVP)
  • 7セグメント表示器(DPL)に表示する(BCD変換)
  • 数値の大小の判定を行い、結果に対応した出力リレーを制御する(CMP・< ・= ・> )
  • 7セグメント表示器(DPL)の値を、+1または、-1 する(INC・DEC・ADD・SUB・MUL・DIV)
  • ディジタルスイッチ(DSW)で設定した数値を取り込む(BIN変換)
  • リミットスイッチ(LS)で検出した品番を取り込む(BIN変換)
■シーケンス制御1級
 上記3級及び2級の回路のほか、
  • 停電保持専用補助リレー:M384〜M1535(FX3Gシーケンサの場合)
                    :M384〜M511(FX3Sシーケンサの場合)
  • 100ms積算型タイマ:T250〜T255(FX3Gシーケンサの場合)
                :T132〜T137(FX3Sシーケンサの場合)

Q9.
実技試験で注意すべきことは何ですか?

A9.
初受験者にとって課題を解く上で覚えておくべき重要なことがあります
それは
“二重出力に注意する”ことです

一般に、課題2〜3(近年は、課題2です)は関連した(継続した)問題が出題されます
受験者は課題2が出来たら次に課題3へと順番に解答ラダー図を作成していきますが、
課題3が完了しても、“できた!”と思うのは早計です
この段階で、再度、課題2の動作確認をしてみると、さっきは正しく動作したのに、今度は動作しないということがあります

なぜ、こんなことが起こるのでしょうか?
さきほど、課題2〜3は関連した(継続した)問題が出題されると書きましたが、これは何を意味するかと言えば、
課題3は課題2の機能を保持したままラダー図を作成しなければならないことを意味します

つまり、ラダー図の同じ母線上に課題2も、課題3も作成する必要があるのです従って、課題2で使用した出力(例えばY0など)を課題3にも使用するという“二重出力”のミスを起こしていると、課題3は正しく動作したが、課題2は動作しなかった、ということになります

おわかりですか?
文字だけでの表現ではなかなか理解しにくい面もあると思いますが、初受験者はともすればこの“二重出力”ミスを
起こしやすく、かくゆう私もそうでした

但し、最近はI/O割付の課題以外にはもう1課題(仕様2になります)しかないので(課題2・課題3とあった場合と比べて)それほど気にかける必要はないかもしれません

Q8.
実技試験の採点のポイントは?

A8.
3課題(近年は、2課題となっています)の内、課題1(仕様1)はI/O割付表に基づいての配線ですので、当然ながら、
この課題はI/O割付表と適合した配線になっているかを、試験官がチェックします
課題2〜3(全部で2課題の場合は、課題2(仕様2))
は、指示された仕様に基づいてシーケンス設計を行い、PLCにプログラムを入力して、仕様通りに動作するかどうかをチェックします

この2課題(又は仕様2)では、ラダー図やプログラムリストはチェックされません
採点のポイントは
“仕様通りに動作するかどうか”です
もちろん、仕様通りに動作しないのであれば、0点です
言うなれば、下手なプログラムであっても、仕様通りに動作すればOKということです


Q7.
実技試験、及び、学科試験の合格点は?

A7.
合格基準は、各100点を満点で、実技試験(ペーパーテスト含む)は60点以上です。学科試験は65点以上です

なお、3級にはペーパーテストがありません

Q6.
実技試験に過去問題資料等の持ち込みはできますか?

A6.
問題に関する資料の持ち込みはできません。
たとえ、それらをノートパソコン等のプログラミングツールに入れておいても、試験会場にて消去されます
また、試験中に使用したメモ用紙は返却します。さらに、PLC本体及びプログラミングツールのプログラムも
全部消去します


Q5.
試験会場に用意されているものは何ですか?また、持ち込むことができるのは何ですか?

A5.
◎試験会場に用意されているもの 

  • 試験用盤
  • ビニル絶縁テープ
  • メモ用紙
◎持参するもの
  • プログラマブルコントローラ(PLC):DC24V、入力16点以上、出力14点以上
  • ノートパソコン(PLCプログラミングソフトインストール済みのもの) 
  • PLC用接続ケーブル電線(0.3〜1.25㎟、Y形圧着端子付き、ネジ寸法3.5mm、長さ80cm〜1m程度)40本程度
        ※電線はPLC側に事前に配線しておいても可
         (2009年度より、COM間の渡り線を含め、PLC側への事前配線は禁止になりました
  • 工具一式
  • 筆記用具一式

Q4.
検定試験の試験盤と検定対策盤の違いは?

A4.
検定対策盤は、試験盤と同種類の部品を使用しており、部品の配置も同じです。

Q3.
検定対策盤に実技試験の過去問題は付属していますか?

A3.
3級・2級・1級の過去問題を付属しています。

Q2.
検定対策盤は、どのメーカーのPLCでも使用可能ですか?

A2.
試験盤と同様に、どのメーカーのPLCでも対応しています


Q1.
実技試験対策の練習に必要な機材は?

A1.
練習に必要機材として、下記の6点です

  • プログラマブルコントローラ(PLC):DC24V、入力16点以上、出力14点以上
  • プログラミングツール(ハンデイ用のプログラミングパネルは実務的ではありません。
    ノートパソコンが一般的です)
  • PLC−ノートパソコンの接続ケーブル
  • PLC用プログラミングソフト(三菱製ではGX DeveloperやGX Works2、オムロンではCX-One)
  • Y端子配線ケーブル 40本程度
  • 技能検定【シーケンス制御作業】 検定対策盤

お問い合わせはこちらに

●技能検定試験情報(シーケンス制御作業・電気系保全作業・油圧装置調整)

ここでは、主として3級・2級・1級の受検情報を記します。
平成27年(2015年)度より機械保全(電気系保全作業)の技能検定は、公益社団法人 日本プラントメンテナンス協会が実施運営することになりました。

技能検定とは

 技能検定は、働く人の技能を一定の基準によって検定し、国として技能の高さを証明する制度で、そのことにより、働く人の技能習得意欲を増進させ、経済的・社会的地位の向上を図るとともに、国家の産業発展に寄与することを目的としています。

◎技能検定の等級
  • 特級・・・・・・・・・・・・・管理者または監督者が通常有すべき技能の程度
  • 1級及び単一等級・・・上級技能者が通常有すべき技能の程度
  • 2級・・・・・・・・・・・・・・中級技能者が通常有すべき技能の程度
  • 3級・・・・・・・・・・・・・・初級技能者が通常有すべき技能の程度


    ●試験概要

      検定職種ごとに実技試験と学科試験が行われます。

      学科試験の概要は以下の通りです

       学科試験の概要

      実技試験は、約1か月前にその課題が公表されます。

    ・機械保全(電気系保全作業):

      実技試験は次の作業試験を行います。 

     2級及び1級【試験時間 課題1&課題2: 合計 50分(打切り60分)、課題3: 30分(打切り50分)】
       課題1 プログラマブルコントローラ(PC)による回路組立て作業  

            試験用盤と持参したプログラマブルコントローラを用いて、入力3点及び出力3点(1級では、出力4点)の

            配線をして、提出されたタイムチャートのラダー図を作成し、プログラムを入力する。

            その出力がタイムチャートどおりに動作すればOK。

       課題2 プログラマブルコントローラによる仕様変更作業

            課題1で作成したラダー回路を基にして、提出された仕様変更によりプログラムの追加変更を行う。

       課題3 リレー&タイマの点検、有接点シーケンス回路の点検及び修復作業

            リレー及びタイマの点検を行う。また、あらかじめ配線された有接点シーケンス回路を点検し、

            不良箇所の修復を行う。2級はラダー図に基づいて、1級はタイムチャートに基づいて修復作業を行う。

     3級【試験時間 課題1&課題2: 合計 50分(打切り60分)、課題3: 30分(打切り50分)】

       課題1 有接点シーケンスによる回路組立作業               

            指示された仕様(タイムチャート)に基づき、シーケンス図を作成し、試験用盤を用いて、
            入力2点及び出力2点の配線作業を行う。仕様どおりの動作をすればOK。

       課題2 有接点シーケンスによる仕様変更作業

            課題1を元に、指示された有接点シーケンス回路の仕様変更を行う。仕様どおりの動作をすればOK。

       課題3 リレー・タイマの点検、有接点シーケンス回路の点検及び修復作業

            与えられたリレー及びタイマを回路計(テスタ)及び試験用盤を用いて点検し、解答用紙に記入した後、
            有接点シーケンス回路を点検修復する。

     ・電気機器組立て(シーケンス制御作業)

      実技試験は製作等作業試験(旧名:作業試験)と計画立案等作業試験(旧名:ペーパーテスト)があります。

      製作等作業試験は、指示された仕様に基づいて配線作業を行い、回路を完成させた後、プログラマブルコントローラ         (PLC)にプログラムを入力し作動させる。仕様どおりの動作をすればOK。 

       (標準試験時間  3級:1時間35分(1時間55分)、2級:2時間(2時間20分)、1級:2時間10分(2時間30分))
       ※(   )内の時間は打ち切り時間です

      計画立案等作業試験(3級はありません)は、フローチャート、タイムチャート、プログラミング、プログラマブルコント
      ローラ(PLC)を用いたシステム設計に関することについて行う。

       (試験時間 2級及び1級とも1時間)

  • ・油圧装置調整(油圧装置調整作業)

      実技試験は製作等作業試験(旧名:作業試験)と計画立案等作業試験(旧名:ペーパーテスト)があります。

     【2級】
       製作等作業試験は、油圧装置(ベースにブラケット1個)の据付け(芯出し)を行う。

  •    (試験時間  標準時間:1時間、打切り時間:1時間20分)

       計画立案等作業試験は、油圧回路図の読図及び作成、油圧装置の運転調整及び故障発見、油圧機器の機能等に        ついて行う。

       (試験時間:2時間)

     【1級】
       製作等作業試験は、油圧装置(ベースにブラケット2個)の据付け(芯出し)を行う。

       (試験時間  標準時間:1時間、打切り時間:1時間20分)

       計画立案等作業試験は、油圧回路図の読図及び作成、油圧装置の運転調整及び故障発見、油圧機器の機能等に         ついて行う。

       (試験時間:2時間)

    ●合格ライン

      合格基準は、100点を満点で、原則として、実技試験は60点以上、学科試験は65点以上となります。


    ●合格すると 技能士バッジ

    • ・1級と特級は厚生労働大臣名で、2級と3級は都道府県知事名(機械保全では日本    プラントメンテナンス協会の会長名)の合格証書が交付されます。
    • 「技能士」と称することができます。
    • 技能士章(バッジ)が交付されます。



    ●試験日程(平成29年度)

     ・電気機器組立て(シーケンス制御作業)

       2017年度技能検定試験日程(シーケンス制御作業)


     ・機械保全(電気系保全作業) ※H28年度分

       2016年度技能検定試験日程(電気系保全)


     ・油圧装置調整(油圧装置調整作業)

       2017年度技能検定試験日程(油圧装置調整)

    ●受検資格

    実務経験年数表

    原則として検定職種に関する実務経験が必要です。
    必要とされる実務経験の年数は左記のとおりですが、職業訓練歴、学歴等により短縮されます。

    例えば、2級は工業高校及び各種学校や専修学校の受検職種に関する学科の卒業生であれば、実務経験は不要です。

    3級は実務経験が、従前6ヵ月以上とされておりましたが、平成25年4月
      から緩和され、6ヵ月に満たない場合も受検可能となりました。

      また、3級は工業高校・農業高校・技術専門校・各種学校・専修学校等の在校生であっても、検定職種に関する学科に
      在籍していれば、1年生から受験できます。

      さらに、3級技能検定に合格すれば、在学中でも2級の受験資格ができます。

    ●受検料

    ・シーケンス制御作業&油圧装置調整作業:
    実技試験(作業試験、ペーパー試験) 料=17,900円 (学生は減額あり)
    学科試験料=3,100円

    ・電気系保全作業:
    実技試験料=15,400円 (3級を受験する学生は10,000円)
    学科試験料=4,000円

    ●受検申込み先、及び、詳しい内容は 

    受検の申込み先、及び、詳しい内容は下記です。
    ・シーケンス制御作業&油圧装置調整作業:中央職業能力開発協会 (http://www.javada.or.jp/
    ・電気系保全作業:公益社団法人 日本プラントメンテナンス協会 (http://www.kikaihozenshi.jp/

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