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●技能検定試験情報【シーケンス制御作業・機械保全(機械系・電気系)・油圧装置調整】

ここでは、主として3級・2級・1級の受検情報を記します。
平成27年(2015年)度より機械保全(電気系保全作業)の技能検定は、公益社団法人 日本プラントメンテナンス協会が実施運営することになりました。

技能検定とは

 技能検定は、働く人の技能を一定の基準によって検定し、国として技能の高さを証明する制度で、そのことにより、働く人の技能習得意欲を増進させ、経済的・社会的地位の向上を図るとともに、国家の産業発展に寄与することを目的としています。

◎技能検定の等級
  • 特級・・・・・・・・・・・・・管理者または監督者が通常有すべき技能の程度
  • 1級及び単一等級・・・上級技能者が通常有すべき技能の程度
  • 2級・・・・・・・・・・・・・・中級技能者が通常有すべき技能の程度
  • 3級・・・・・・・・・・・・・・初級技能者が通常有すべき技能の程度


    ●試験概要

      検定職種ごとに実技試験と学科試験が行われます。

      学科試験の概要は以下の通りです

       学科試験の概要

      実技試験は、約1か月前にその課題が公表されます。

    ・機械保全(電気系保全作業):

      実技試験は次の作業試験を行います。 

     2級及び1級【試験時間 課題1: 合計 50分(打切り60分)、課題2: 30分(打切り50分)】
       課題1 プログラマブルコントローラ(PC)による回路組立て作業  

            試験用盤と持参したプログラマブルコントローラを用いて、入力3点及び出力3点(1級では、出力4点)の

            配線をして、提出されたタイムチャートのラダー図を作成し、プログラムを入力する。

            その出力がタイムチャートどおりに動作すればOK。 

  •         課題1のタイムチャートの一部は事前に公表されます。

       課題2 リレー&タイマの点検、有接点シーケンス回路の点検及び修復作業

            配布されるリレー4ヶ(内2ヶが不良品)、タイマ4ヶ(内1ヶが不良品)の良否判定と不良原因の特定を行う。        

    また、あらかじめ配線された有接点シーケンス回路を点検し、不良箇所の修復を行う。     

    2級はシーケンス図に基づいて、1級はタイムチャートに基づいて修復作業を行う。

    配線の修復内容は、2級では未配線が2ヶ所、断線が1ヶ所あります。        

    1級では未配線、断線、誤配線がそれぞれ1ヶ所あります。

     3級【試験時間 課題1: 合計 50分(打切り60分)、課題2: 30分(打切り50分)】

       課題1 有接点シーケンスによる回路組立作業               

            指示された仕様(タイムチャート)に基づき、シーケンス図を作成し、試験用盤を用いて、
            入力2点及び出力2点の配線作業を行う。仕様どおりの動作をすればOK。

            課題1のタイムチャートの一部は事前に公表されます。

       課題2 リレー・タイマの点検、有接点シーケンス回路の点検及び修復作業        

            配布されるリレー4ヶ(内1ヶが不良品)、タイマ2ヶ(内1ヶが不良品)を回路計(テスタ)及び試験用盤を用いて

    良否判定と不良原因の特定を行う。       

    また、あらかじめ配線された有接点シーケンス回路を点検し、不良箇所の修復を行う。

            不良箇所は、未配線が1ヶ所、断線も1ヶ所。  

     ・電気機器組立て(シーケンス制御作業)

      実技試験は製作等作業試験(旧名:作業試験)と計画立案等作業試験(旧名:ペーパーテスト)があります。

      製作等作業試験は、指示された仕様に基づいて配線作業を行い、回路を完成させた後、プログラマブルコントローラ         

       (PLC)にプログラムを入力し作動させる。仕様どおりの動作をすればOK。 

       (標準試験時間  3級:1時間35分(1時間55分)、2級:2時間(2時間20分)、1級:2時間10分(2時間30分))
       ※(   )内の時間は打ち切り時間です

      計画立案等作業試験(3級はありません)は、フローチャート、タイムチャート、プログラミング、プログラマブルコント
      ローラ(PLC)を用いたシステム設計に関することについて行う。

       (試験時間 2級及び1級とも1時間)

     

    ・油圧装置調整(油圧装置調整作業)

      実技試験は製作等作業試験(旧名:作業試験)と計画立案等作業試験(旧名:ペーパーテスト)があります。

     【2級】
       製作等作業試験は、油圧装置(ベースにブラケット1個)の据付け(芯出し)を行う。

       (試験時間  標準時間:1時間、打切り時間:1時間20分)

       計画立案等作業試験は、油圧回路図の読図及び作成、油圧装置の運転調整及び故障発見、油圧機器の機能等に
       ついて行う。 (試験時間:2時間)

     【1級】
       製作等作業試験は、油圧装置(ベースにブラケット2個)の据付け(芯出し)を行う。

       (試験時間  標準時間:1時間、打切り時間:1時間20分)

       計画立案等作業試験は、油圧回路図の読図及び作成、油圧装置の運転調整及び故障発見、油圧機器の機能等に
       ついて行う。(試験時間:2時間)

    ●合格ライン

      合格基準は、100点を満点で、原則として、実技試験は60点以上、学科試験は65点以上となります。


    ●合格すると 技能士バッジ

    ・1級と特級は厚生労働大臣名で、2級と3級は都道府県知事名(機械保全では日本プラントメンテナンス協会の会長名)の合格証書が交付されます。「技能士」と称することができます。技能士章(バッジ)が交付されます。



    ●試験日程:2023年(令和5年)度

     ・電気機器組立て(シーケンス制御作業)

    2021年度技能検定試験日程(シーケンス制御作業)


     ・機械保全(機械系・電気系) 2023年度(令和5年)

    2021年度技能検定試験日程(機械保全)

     ・油圧装置調整(油圧装置調整作業)

    2021年度技能検定試験日程(油圧装置調整)

    ●受検資格

    実務経験年数表

    原則として検定職種に関する実務経験が必要です。
    必要とされる実務経験の年数は左記のとおりですが、職業訓練歴、学歴等により短縮されます。

    例えば、2級は工業高校及び各種学校や専修学校の受検職種に関する学科の卒業生であれば、実務経験は不要です。

    3級は実務経験が、従前6ヵ月以上とされておりましたが、平成25年4月
      から緩和され、6ヵ月に満たない場合も受検可能となりました。

      また、3級は工業高校・農業高校・技術専門校・各種学校・専修学校等の在校生であっても、検定職種に関する学科に
      在籍していれば、1年生から受験できます。

      さらに、3級技能検定に合格すれば、在学中でも2級の受験資格ができます。

    ●受検料

    ・シーケンス制御作業&油圧装置調整作業:
    実技試験(作業試験、ペーパー試験) 料=18,200円 (学生は減額あり)
    学科試験料=3,100円

    ・機械保全(機械系・電気系)作業:
    日本プラントメンテナンス協会(http://www.kikaihozenshi.jp/) のホームページをご覧ください

     

    ●受検申込み先、及び、詳しい内容は 

    受検の申込み先、及び、詳しい内容は下記です。
    ・シーケンス制御作業&油圧装置調整作業:中央職業能力開発協会 (http://www.javada.or.jp/
    ・電気系保全作業:公益社団法人 日本プラントメンテナンス協会 (http://www.kikaihozenshi.jp/

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